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属性 ランク 名称 種族 コスト 初期 MAX 成長 スキル数 詳細 攻撃 防御 攻撃 防御 水 N ホーンフログ 獣 2 90 754 104 885 早 2 水獣, 一角 水 N スイヌ 獣 3 119 ? 93 ? 晩 3 四足歩行, 水獣, 二角 水 N ベニイモスライム スライム 2 96 844 88 776 早 1 軟体 水 N 大口貝 海 2 110 ? 93 ? 普 3 水獣, 貝類, 箱物 水 N タコルナー 海 2 89 ? 95 ? 早 2 水獣, 軟体 水 N 人魚フィン 海 2 106 709 97 653 早 2 水獣, アイドル 水 N エルメリア 海 2 140 941 118 800 普 3 羽, 半人半獣, アイドル 水 N チルド 亜人 3 217 1178 184 1003 普 4 武器持ち, 紫色, 結晶, アガツマ 水 N リトルボーグ 物質 2 96 ? 98 ? 早 3 一角, 魔人形, 結晶 水 R ホーンフログ 獣 4 514 ? 602 ? 早 2 水獣, 一角 水 R スイヌ 獣 6 632 2317 495 1820 晩 3 四足歩行, 水獣, 二角 水 R ベニイモスライム スライム 4 575 2445 529 2263 普 1 軟体 水 R 大口貝 海 4 609 2559 518 2172 普 3 水獣, 貝類, 箱物 水 R タコルナー 海 4 530 ? 574 ? 早 2 水獣, 軟体 水 R 人魚フィン 海 4 587 2185 540 2018 普 2 水獣, アイドル 水 R エルメリア 海 5 791 2868 672 2441 普 3 羽, 半人半獣, アイドル 水 R チルド 亜人 6 957 3504 815 2984 普 4 武器持ち, 紫色, 結晶, アガツマ 水 R リトルボーグ 物質 4 547 2086 569 2172 早 3 一角, 魔人形, 結晶 水 SR スイヌ 獣 8 1299 5198 1020 4082 晩 3 四足歩行, 水獣, 二角 水 SR エルメリア 海 8 1479 5782 1259 4917 晩 3 羽, 半人半獣, アイドル 水 SR ファラート 海 8 1196 4263 1104 3932 晩 2 古代兵器, 王冠 水 SR チルド 亜人 9 1479 5476 1259 4659 晩 4 武器持ち, 紫色, 結晶, アガツマ 水 SR スイヌ 獣 11 2118 7910 1664 6228 晩 3 四足歩行, 水獣, 二角 水 SR エルメリア 海 13 2522 9227 2148 7871 晩 3 羽, 半人半獣, アイドル 水 SR チルド 亜人 13 2522 ? 2148 ? 晩 4 武器持ち, 紫色, 結晶, アガツマ 水 L エルメリア 海 15 3256 10965 2772 9334 晩 3 羽, 半人半獣, アイドル コメント 名前 コメント
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リンクと雪歩の二人を乗せたチョコボが、丁度【D-2】に入ったあたりで、マナの放送が流れた。 その瞬間、それぞれの何かが壊れた。 決して壊れてはいけないはずの何かが。 一番最初に呼ばれたのは、雪歩の大切な仲間。 それからすぐに、リンクのかつての仲間。 リンクの背中を握る力が急に強くなったことで。 そして、背中が急に濡れていたことで、後ろに座っていた雪歩に何があったかは彼にも判断出来た。 「雪歩。」 リンクが言葉を発するより先に、2Bが彼女に声をかける。 しかし、彼女もその先にどう言葉をかけていいか分からなかった。 彼女自身は、この世界に来る前に何度も仲間の死を目の当たりにし、訃報を耳にした。 だが、それはあくまで捨て石のように扱われていたアンドロイドのみ。 こうして人間の死を心から涙する人間に、どうやって言葉が正しいのか分からなかった。 「……はるか………。」 涙と共に、雪歩は死んだ仲間の言葉を発す。 765プロにいたとき、前のめりながらもアイドルへと進もうとしていた、大切な仲間。 でも、それが嘘じゃないことは、自ずと認めなければならなかった。 彼女も銃口を突き付けられ、一度死を目の前にしたからだ。 「……すまない。」 リンクは一言こぼす。 雪歩という今の仲間に、そして、ウルボザというかつての仲間に謝罪の言葉を。 雪歩の親友、天海春香の死は、リンクに非があるわけではない。 だが、もしも自分達がNの城を素通りしていれば。 Nの城で眼帯男たちを相手にするのに苦労してなければ。 両方は無理でも、春香かウルボザ、どちらかでも救えたんじゃないか。 そんな後悔の念が、渦となってやってくる。 (まだ修業が足りないのか……。) 悲しさからか、自分への怒りからか知らないが、チョコボの手綱を握る力が強くなっていた。 (A2……なぜ……!?。) 雪歩の仲間、そしてすぐにリンクの仲間が呼ばれた後、間の抜けたようなタイミングで、2Bの知り合いが呼ばれた。 ――裏切ったのは、司令部だろう? ヨルハ部隊を裏切り、一人で機械生命体を狩り続けていたA2。 2Bにとって彼女は、間違いなく敵であった。 しかし、どこかで自分にとって大切な役割を果たしてくれる。 そんな存在であった。 もし自分が役目を果たせなくなれば、 もし自分が志半ばで動かなくなれば、その時は彼女が役目を担ってくれる。そう思っていた。 (何だろうな。この気持ち。ソウシツカン……とかいう物なのか?) アンドロイドは感情を持つことは禁止されている。 だが、言葉で表せない、胸に穴が出来たような気持ちは何なのだろうか疑問に思った。 結局、考えても分からないことを考えるのは止めた。 何にせよ、彼女が死んだということは、自分もいつ死ぬか分からない。 実際に、Nの城での戦いで眼帯男が禿げ頭の男を止めてくれなければ、雪歩が死んでいたかもしれない。 今度こそ雪歩を守ろうと改めて誓う彼女だった。 しかし、すぐに二人は守るべき相手が、雪歩だけでないことに気づく。 「動くな!!」 放送が終わってすぐに、木の影から三人の知らない声が響いた。 リンクはチョコボを止め、2Bもその足を止めて、声の場所を観察する。 「それ以上近づくと……撃つぞ!!」 よく見ると、高校生くらいの少年が銃を構えていた。 しかし、その手は震えており、声は上ずっていた。 まるで無力な子供が怖いものを遠ざけようとするあまりに、玩具を振り回しているような様子だった。 少年との距離はそこまで近づいてなかったが、リンクにも2Bにも共通してその様子は伝わってきた。 「リンクさん……2Bさん……。」 またも銃を突きつけられて、雪歩は不安そうに二人の様子を見る。 リンクはただ、「大丈夫だ」という言葉をその眼だけで送る。 「私たちはゲームに乗っていない。ましてやキミを殺すつもりなんてさらさらない。」 2Bは地面に剣を突き刺し、敵意がないことを示す。 自分があの小さな銃程度で死ぬとは思わないが、リンクと雪歩はそうでない可能性が高いことを考えると、迂闊に刺激しない方が良いと判断した。 「その通りだ。だから君も銃を捨ててくれ。」 リンクはチョコボから降り、同じように真島からもらった刀を地面に刺す。 「ほ、本当なんだな!?お、オレ、お前たちを信用していいんだな!?」 二人の言葉に、幾ばくかの安堵を覚えた。 少年、久保美津雄はウェイブショックをホルダーに収め、足を震わせながらリンク達に近づく。 彼の本心としては、銃を撃たずに済んだ安心感の方が強かった。 最初の頃に考えていた、この時点で戦いに優勝しようという気持ちは、完全に消えてしまっていた。 銃を持った自分を何の苦労もなくねじ伏せたザックスが致命傷を負い、何の悩みも持ってなさそうな片思いの相手の訃報を簡単に聞く。 襲い始めた現実の恐怖に、彼は動けなくなっていた。 「頼む、オレの仲間を助けてくれ!!」 美津雄は思い切って、3人にザックスを助けてくれるように懇願する。 銃を突き付けておいて、勝手極まりないのは重々承知の上だ。 でも、自分は恐怖で身がすくんで、薬の素材を探すことさえできない。 「何があった?」 リンクが一番最初に問う。 「オレをかばった仲間が死にそうで……知らない女からかばって刺されて、 ……あと、殺されて……いや、その仲間じゃなくて俺の知り合いが、いや、あとそれと、薬のキノコを………。」 最早恐怖と、言いたいことが多すぎるあまり、言葉が文章を作っていなかった。 「落ち着いて話してほしい。私達も君や君の仲間を助けたいと思っている。」 今度は2Bが質問する番だった。 美津雄は言われた通り一つずつ説明した。 ザックスという人物と行動していたが、知らない女性に突然襲われたこと。 彼が自分をかばい、女性は逃げ出したが、ザックスはケガで動けないこと。 自分は彼を助けるために、傷薬の材料を探していること。 そして、つい先ほどの放送で片想いの相手が呼ばれて、恐怖で動けなくなっていたこと。 大切な人がこの戦いで死んでしまって、恐怖で動けなくなっている様子は、二人にとっては雪歩も美津雄も同じだった。 「私達も手伝おう。何が必要なんだ?」 「じゃ、じゃあ、このキノコを知っているか?無いなら探して欲しいんだ。」 美津雄は鞄から分厚い図鑑を出し、回復薬を作るためのレシピが載っているページを見せた。 (こんな図鑑、9Sが読んだら大喜びするだろうな……) かつての仕事仲間を思い出しながら、2Bはそのページの詳細を眺める。 「どうにか薬草は見つけたんだ。あとはそのアオキノコさえあれば……。」 2Bは美津雄が持っていた薬草を見て、その話を聞くや否や、すぐに走り出した。 「私が探しに行く。」 「マ、マジで助けてくれるのか?」 「リンク、雪歩とその子を頼む。」 リンクに二人の護衛を任せ、いち早く素材を見つけに行く。 ヨルハ舞台で活動していた時から、依頼されていた素材の採取をしていた彼女にとって、キノコ探しなど容易だった。 2Bこそは人類のために作られたはずのアンドロイドだったが、直接人間が見える場所で戦ったことはなかった。 勿論Nの城で雪歩のために守って戦ったが、彼女は狩猟や採取能力にも長けていた。 (キノコ狩りくらい、俺も出来るのにな……。) 半ば強制的に二人の護衛をすることになったリンクは、そう思いながら美津雄に声をかける。 「なあ、あの女の人、大丈夫なのかよ?」 「分からない。」 ウソでも大丈夫だと言ってほしかった美津雄にとって、その返答は驚きだった。 「なんだよそれ!!」 安心できるとはいいがたいリンクの言葉を聞いて、美津雄は不安から来る怒りをリンクにぶつける。 「絶対に無事だって保証はない。」 リンクとしては、城での戦いで警戒心を強めていた。 城での奇妙な鎧をまとった禿げ頭の男や、美津雄の仲間を刺した女性、はたまた別の敵が襲いに来る可能性も否定できない。 雪歩こそ、今は落ち着いているが、まだ気持ちは不安定なままだろう。 「けど、君の望みをかなえてくれる力を持っているのは事実。」 それから一拍置いて、こう答えた。 自分が眼帯男と戦っている間にも、雪歩を守ってくれる力はあった。 それは彼にも知っていたことだった。 そう言われると美津雄は、わずかながら表情を緩めた。 リンクは美津雄と、チョコボの上に座っている雪歩、不安定な二人を繰り返し見る。 「一つ聞くが、その仲間って何て名前なんだ?」 リンクとしては、美津雄の知り合いが、自分と同じハイラルの英傑ではないかという疑問があった。 ウルボザが放送で呼ばれたことから、ほかの英傑も参加していると思った。 その仲間は彼をかばって刺されたとのことだが、かつてのハイラルの英傑も、誰もが自分より他者の命を優先するような所がある。 彼らと共に戦った記憶は朧気だが、きっと頼りになる仲間になれるし、瀕死ならば助けねばならない。 美津雄は今度は鞄から名簿を取り出し、名前欄を指でなぞる。 「このザックスって奴だ。知ってるのか!?」 「ごめん……俺の、知り合いじゃない。」 「でも、知り合いじゃないからって、オレのこと見捨てたりしないよな?」 「知り合いとか、そうじゃないとか、関係ない。」 その言葉で、美津雄の不安をわずかだけ取り除く。 しかし、リンクにとっては気がかりになる名前が、『ザックス・フェア』の少し下にあった。 (ゼルダ姫まで……!?) 薄々嫌な予感はしていたが、ゼルダまでがこの戦いに呼ばれていたとは。 ハイラル城で厄災ガノンを封印しているはずのゼルダが、どうしてこの場所にいるのかわからない。 だが、一つリンクが分かることは、ゼルダの死、それがハイラルの滅亡にもつながるということだ。 たとえ自分だけが生きて帰っても、厄災を封印する姫がいなければ、ガノンは復活し、ハイラルは闇に飲み込まれてしまう。 そして、リンクに思っていたことがもう一つあった。 今、彼女、ゼルダ姫はどうしているのだろう。 やはり彼女はハイラル城にいるんじゃないか。 こんなところでこうしているうちに、彼女もまたウルボザと同じようなことになるんじゃないか。 本当に、今自分はこうしているべきなのか? リンクが気づくと、雪歩も自分に支給された名簿を覗いている。 一番最初に、既に死んだ天海春香の名前を見た。 そして、彼女が改めて死んでしまったことを実感する。 次に見つけた名前は、「如月千早」。そして、「四条貴音」、「星井美希」 「誰か、知り合いはいたか?」 雪歩の手の震えから、リンクと美津雄にも、幾分かは察することが出来たが。 「ええ。この如月………。」 雪歩が言葉をすべて話し終える前に、美津雄が大声を上げた。 「オマエ、あの女と知り合いなのか!!?」 「え………!?」 突然の大声で、元々気弱な雪歩は言わずもがな、リンクでさえも驚く。 「雪歩の友達と、何かあったのか?」 リンクは美津雄をなだめようとする。 「アイツが、ザックスを刺しやがったんだ!!」 (どうして……!?) その言葉は、雪歩の心を折る、最後の藁だった。 銃を突き付けられたことより、春香の死を知らされたことより、その事実は雪歩の心を大きく傷つけた。 雪歩にとっては、仲間が人殺しをしようとするなんて、殺される以上にありえないことだった。 どうしてザックスを刺したのか、本当に刺したのは千早なのか。 細かいことを考える間もなく、折れた心の隙間から何かが零れていく。 それは決して零れてはいけないものだった。 でも、掬う暇もなく、零れていく。 やがて、掬うこともできないほど、下へ下へと零れていく。 「なあ!!あの人殺しと知り合いって、どういうことだよ!?」 「落ち着け!!雪歩の友達が人殺しなわけないだろ!!」 リンクが大声で美津雄を咎める。 「オレが聞いた幻聴を聞いたとでもいうのかよ!アイツは「如月千早」って名乗ってたんだぞ!!」 「……!!」 そう言われると、事情を見ていないリンクは黙ってしまった。 雪歩は答えに詰まった。 答えられない。 元の世界で知っている千早が、人殺しをするような人ではないから……というわけではない。 最早思考する余裕がないからだ。 言葉は出ず、口からは荒い呼吸しか出ない。 その時に取れた行動はただ一つ。 「私をここから逃がして!!!!!!」 ただ力いっぱいチョコボの手綱を引っ張った。 「クエエッ!?」 急な命令にいささか驚きつつも、言われた通り全力で南へ向かって走る。 勿論、二人の足ではとてもじゃないが追いつけない。 2Bの全速力なら、まだ追いつけるかもしれないが、彼女は今いない。 「雪歩!!待ってくれ!!」 「おい!待てよ!!」 リンクと美津雄がそれぞれ叫ぶも、瞬く間にチョコボの黄色い尾羽は小さくなってしまった。 「な、なあ、オレ、悪くないからな?それとも、オレが見たものを疑っているのかよ!?」 「誰もそんなことは言っていない。」 美津雄はリンクの顔色をうかがいながら、自分の無実を主張する。 しかし、リンクとしても問題があった。 2Bならともかく、自分はとてもじゃないが全力疾走のチョコボには追い付けない。 「リンク、一体これは!?」 ちょうどその時、2Bが戻ってきた。 「2B、雪歩が南へ逃げて……」 「分かった。リンクはその子を頼む。」 リンクの話をすべて聞く前に、2Bは全速力で雪歩を乗せたチョコボを追いかける。 残された二人の手には、アオキノコが5個ほど渡された。 「ザックスがどこにいるか案内してくれ。」 「……分かった。」 リンクと美津雄は、山を下り、ザックスがいた場所へと向かい始めた。 (無事でいろよ…ザックス……!!) ザックスが治る可能性こそはつかめたが、心拍数はより一層増している。 自分がいない間に、誰かに殺されていないか、不安を胸に走る。 たとえザックスが殺されていなくても、薬で治るか分からない。 彼としては雪歩のことも気にならないわけではないが、ザックスの方が遥かに心配していた。 場所は市街地に移り、美津雄がリンクを、ザックスがいる場所へと案内する。 放送までは付いていた街灯が、辺り一面消えていたことに、一瞬だけ美津雄は奇妙な感覚を覚えた。 朝になって多少様子が変わりながらも、急いで街を走る。 「ザックス!いるか!?今から薬、作るぞ!!」 特徴的なデザインの黒髪と、特徴的な大きさの武器が見える前に、美津雄は大声を出す。 「よお、美津雄じゃねえか……。どこ行ったのかと思ったぞ。」 すぐに見えたザックスの顔は、放送前に美津雄が見た時よりも青白かった。 それでもは生きていたことに安堵する美津雄。 だが、喋りながらも口から血が零れていることから、治療をしないと長くはないことが、二人に伝わってきた。 「そんなこと言っている場合じゃねえよ!!薬の材料探してたんだ!!」 「マジかよ……嬉しいぜ。その青い服の兄ちゃんが、薬の材料なのか?」 「なわけないだろ!ったく、心配かけさせんなよな。」 冗談を飛ばしながらも彼が刺された短剣オオナズチの猛毒が、今もなお彼を蝕んでいることは、彼らは知らない。 彼がまだ生き延びていたのは、ただソルジャーゆえの生命力があったからである。 「リンク……早速……え!?」 イシの村から拝借した鍋に、支給品の水と、ランタンの火で湯を沸かす。 「美津雄、薬草。」 「お、おう。」 そう言いながら共和刀で瞬時にみじん切りにしたキノコを熱湯に入れ、さらに美津雄が取った薬草を千切って混ぜる。 リンクは料理の腕のみならず、薬の調合の腕も長けていたことは、この場では誰も知らない。 グロテスクなトカゲや虫、果てには怪物の骨や肝などでも、彼にかかれば瞬く間に有益な薬になってしまう。 「え!?スゴイな……医者とか……薬剤師だったのか?」 驚くほどの手際の良さに、美津雄は驚く。 「どれもちがう。」 「じゃあ、モグリってことか?」 「……どういうことだ?」 薬を作るのに免許がいる世界と、そうじゃない世界で違和感を覚えつつも、リンクの作業は続く。 すぐにかきまぜる鍋からどろりとした手ごたえが現れ、表面に青緑の膜が張ってきた。 鼻歌交じりで作れる状況じゃないが、キノコも薬草も素材が柔らかいため、薬を作るのは簡単だった。 その薬がザックスを助けてくれることを信じて、祈ることしか美津雄は出来なかった。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 走る。 黄色い鳥は少女を乗せてどこまでも。 途中で雪歩は振り落とされそうになるも、両手で必死で手綱を握る。 元々男性が苦手な所が雪歩にはあるが、その男性から大声で仲間を人殺しと咎められ、ただ逃げることしか考えられなくなった。 しかし、これまでとは比べ物にならない恐怖がその目の前に立っていた。 「……クエ…」 「………!!!!」 突然、走っていたチョコボの首が飛んだ。 【チョコボ@FINAL FANTASY Ⅶ 死亡確認】 頭を落とされ、生命活動を許されなくなったチョコボは、雪歩を振り落とし、動かなくなる。 チョコボの血の汚れも、体を地面にぶつける痛みも、更なる恐怖に感じなくなった。 目の前に、チョコボの首を切り落とした男、カイムが立っていた。 カイムは笑みを浮かべて、雪歩にゆっくりと歩み寄る。 何の問題もなく一刀の下に切り裂かれて、かつてアイドルだった死骸の出来上がり。 そんな風になるはずだった。 「雪歩、逃げて。」 間一髪、駆け付けた2Bがカイムの正宗を止める。 予想外の力に2Bでさえも押されたが、彼女も陽光をカイムに向ける。 「この子を傷つけるなら容赦しない。」 言葉を失った青年は、彼女のセリフを返さず、さらに斬りかかる。 協力者であるリンクは来れるかどうかわからない。 今度の相手は、あの禿げ頭の男と同じくらい好戦的で、そしてそれ以上の力を持っている。 だが、彼女は人間のために作られたアンドロイドとして、その剣を振るう。 【D-2/市街地(西側)/一日目 朝】 【リンク@ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド】 [状態]:胸上に浅い裂傷、決意 治療薬調合中 [装備]:民主刀@METAL GEAR SOLID 2、デルカダールの盾@ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて [道具]:基本支給品(残り食料5/6)、ナベのフタ@現実 残ったアオキノコ×2 [思考・状況] :ゼルダはどうしているだろう? 基本行動方針:守るために戦う。 1.ザックスの怪我を治す薬を作る 2.美津雄、雪歩を守る。 3.ゼルダや他の英傑に関する情報を探す。 4.首輪を外せる者を探す。 ※厄災ガノンの討伐に向かう直前からの参戦です。 ※ニーアオートマタ、アイマスの世界の情報を得ました。 ※美津雄の調合所セット(入門編)から薬に関する知識を得ました。 【久保美津雄@ペルソナ4】 [状態]:疲労(大)、困惑、恐怖、雪歩がいなくなったことへの罪の意識 [装備]:ウェイブショック@クロノ・トリガー [道具]:基本支給品(水少量消費)、ランダム支給品(治療道具の類ではない、1~2個)、調合書セット@MONSTER HUNTER X [思考・状況] 基本行動方針: 1.ザックスを助けたい。 ※本編逮捕直後からの参戦です。 ※ペルソナは所持していませんが、発現する可能性はあります。 ※四条貴音の名前を如月千早だと思っています。 【ザックス・フェア@FINAL FANTASY Ⅶ】 [状態]:腹部に深い刺し傷、猛毒、 [装備]:巨岩砕き@ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド [道具]:基本支給品、ランダム支給品(0~1個) [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いをぶっ壊し、英雄になる。 1.美津雄のこと、しっかり守ってやらなきゃな。 2.千早(貴音)が気がかり。 ※クラウドとの脱走中、トラックでミッドガルへ向かう最中からの参戦です。 ※四条貴音の名前を如月千早だと思っています。 【D-2 山岳地帯/一日目 朝】 【ヨルハ二号B型@NieR:Automata】 [状態]:両腕に銃創(行動に支障なし)、決意 [装備]:陽光@龍が如く 極 [道具]:基本支給品 [思考・状況] 基本行動方針:殺し合いの破壊。 1.カイムを倒す 2.D-2、765プロへ向かう。 3.雪歩を守る。 4.首輪を外せる者を探す。9S最優先。 5.遊園地廃墟で部品を探したい。 ※少なくともAルートの時間軸からの参戦です。 ※ルール説明の際、9Sの姿を見ました。 ※ブレスオブザワイルド、アイマスの世界の情報を得ました。 【萩原雪歩@THE IDOLM@STER】 [状態]:恐怖 [装備]:モンスターボール(リザードン)@ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー [道具]:基本支給品、ナイフ型消音拳銃@METAL GEAR SOLID 2(残弾数1/1) [思考・状況] 基本行動方針:??? 【カイム@ドラッグ・オン・ドラグーン】 [状態]:ダメージ(小)魔力消費(中) [装備]:正宗@FINAL FANTASY Ⅶ [道具]:基本支給品 エアリスの基本支給品 [思考・状況] 基本行動方針:優勝し、マナを殺す。 Back← 086 →Next 084 拘束が緩む時は 時系列順 088 私が歌う理由 085 ……and REMAKE(前編) 投下順 087 差し込む陽光、浮かぶ影 064 小さな一歩 久保美津雄 092 夢追い人の────(前編) ザックス・フェア 065 ALRIGHT* ――大丈夫―― (前編) リンク 萩原雪歩 ヨルハ二号B型 084 拘束が緩む時は カイム
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ロゼルス国の軍艦だった鬼舟。 名前はトゥレイ語で『海の獅子』を意味する。 軍艦であった頃、近海で暴れ回っていたシーサーペント討伐の為に出撃するも亜人海賊団の奇襲に遭い全滅、沈没してしまう。 その際に乗員達の亜人に対する強い怨念によって鬼舟と化してしまい、怨念以外の感情を持たないそれはオートデザイス沿岸に上陸、亜人達を殺戮して回ったらしい。 現在もカンモーレ海を彷徨っていると言われている。 人族のみが乗った船は襲われず、亜人が混じって乗っている場合は船に乗り込み亜人のみを殺害。 亜人のみが乗っている船の場合はそのまま沈めると言う。 関連 ロゼルス国 鬼舟 目次に戻る
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ロストオデッセイまとめwiki ミストウォーカー、フィールプラス、マイクロソフト開発のXbox 360(Xbox One)専用ソフト、『ロストオデッセイ』のまとめwikiです! 2016年12月15日よりDL版配信開始。 2016年12月31日まですべてのXboxLiveメンバーシップ向けに無料配信中。 製品情報公式サイト メインスタッフ 関連商品 カウンタ 製品情報 ロストオデッセイ ジャンル RPG(ロールプレイングゲーム) 対応機種 Xbox 360、Xbox One(下位互換) 企画元 ミストウォーカー 開発元 ミストウォーカーフィールプラスマイクロソフト 発売元 マイクロソフト 人数 1人 メディア DVD-ROM 4枚組 発売日 2007年12月6日 2008年11月6日(プラチナコレクション) 価格 7,140円(税込) 2,800円(税込)(プラチナコレクション) 対象年齢 CERO C(15才以上対象) 公式サイト Xbox.com ロストオデッセイ ロストオデッセイ スペシャルサイト メインスタッフ 制作総指揮・プロデューサー・メインシナリオ・ゲームデザイン 坂口 博信 音楽 植松 伸夫 キャラクターデザイン 井上 雄彦 サブシナリオ~カイムが観る夢の千年の記憶の短編集~ 重松 清 関連商品 サウンドドラック『ロストオデッセイ オリジナル・サウンドトラック』発売日 2008年1月23日 価格 3,675円 (税込) ディスク枚数 2枚 収録時間 151分 レーベル アニプレックス 攻略本『ロストオデッセイ オフィシャルガイド』出版社 エンターブレイン 発売日 2007年12月6日 価格 1,155円(税込) ページ数 127 『ロストオデッセイ 公式コンプリートガイド』出版社 エンターブレイン 発売日 2007年12月28日 価格 1,470円(税込) ページ数 231 『ロストオデッセイ 公式完全攻略ガイド』出版社 ソフトバンククリエイティブ 発売日 2008年2月1日 価格 1,680円(税込) ページ数 256 小説『永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢』著者 重松 清 出版社 講談社 発売日 2007年11月21日 価格 1,680円(税込) ページ数 392 カウンタ 今まで - 人が出逢い、 今日は - 人が生きて、 昨日は - 人が夢を見ました。
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遥か時の彼方。 『科学の進歩』という名の仮面を被った、人間の破壊行為はエスカレートする一方で、地球の危機を警鐘する者は存在しても、地球の危機を止めようとする者は存在しなかった。 酸の雨に朽ち、枯れていく熱帯林。草木が消え去り、砂漠となる草原。空気は汚れ、気温は上がり、次々と生物は絶滅し、骨となった。 それでも人間は壊し続けた。 そして幾年の歳月の後、漸く気付いた者がいた。ただし、それは『地球の危機』なんてものではなくて、他でも無い、『地球の終わり』。 人間は星を、『殺した』。 地球を『死の星』へと追いやった『科学』とやらは、幸か不幸か、地球を棄てて別の星へと移り住む程度ならば何ら問題無い程にまで進んでいた。 しかし、現実は甘くなかった。 地球と同じ水準の環境を持つ星など、直ぐに見付けられる訳もなかったのだ。 無限に限りなく近い時間を消費し、宇宙の数多くの星を彷徨う流浪の旅。人間はその数を減らし、遂に五千を切った。 そんなある時、人間は絶望の淵で、ある星を発見する。 水で潤い、豊かに肥えた大地。澄み切った空気。それは地球のそれと、ほぼ2%も変わらない環境であった。 人間はこの星を『地球の模造品』という意味で『イミテーション』と名付けた。 ただ1%の違いは、エルフやケンタウロス、巨人、獣人、鳥人などの、人間が作った伝説上の生物に近い姿を持つ原生生物『亜人』の存在と、 『マテリアル』と呼ばれる特殊な鉱物の存在。そして世界を埋め尽くしているエネルギー『マナ』。 驚きつつも、彼等に頼るしか生き延びる術がないと悟った人間は、『亜人』達と身振り手振りでコミュニケーションを取り、 どうにか、この星に住まわせてもらうことになった。 この時、人間の数は三千を下回っていた。 当然、人間のことを気に入らない『亜人』や、野蛮で攻撃的な『亜人』もいる。そんな『亜人』に人間が殺される事件が多発していた。 そんな中、とある『亜人』が人間に教えた護身術こそが、『魔法』。厳密には、『イミテーション』に充満している 『マナ』を様々な種類の『マテリアル』を通じて利用する方法である。 『世界樹』と呼ばれている特殊な樹木から世界に溢れ出す『マナ』。これを体内に取り込み、違うエネルギーに変換する行為を『亜人』達は『魔法』と呼ぶ。 しかし、それは『イミテーション』に長く住み続けた『亜人』だからこその能力であって、人間には体内に取り込むことすら出来ない。 その能力を補う役目を持っているのが『マテリアル』である。 『マテリアル』には触れている者に、周囲の『マナ』を半強制的に取り込ませ、それが一定以上溜まると、今度は逆に『マナ』を吸収・変換する性質を持っているのだ。 人間は『マテリアル』を利用した『魔法』を使い、好戦的な『亜人』との戦いに勝利し、人間を気に入っていない『亜人』を黙らせることに成功した。 つまり、人間は『イミテーション』で安全に暮らせるくらいの地位を確保することが出来たのである。 それから長い月日が流れ、人間の数が一億にまで増えた時、数十本存在する『世界樹』の内、数本が『意図的に』破壊されるという事件が起き、 『世界樹』が無くなったことによる『マナ』のバランスの崩れが齎した小規模な砂漠化が発生した。 愉快犯では済まされない『罪』。そして、その犯行は決して単独犯ではなく、確実に『亜人』単位で行われていた。 砂漠化により住み処を失った『亜人』達は怒り、他の『亜人』達を疑い、戦いを仕掛けた。 勿論、人間もこの疑いと憎しみの輪の中にあった。誰もが容疑者であるのだから、当然といえば当然。 むしろ、外部から来た人間を良く思っていない『亜人』達は、ここぞとばかりに結託し、人間を襲った。 世界の『亜人』が『世界樹』破壊犯の『亜人』を探すために殺し合う、『大戦争』が始まったのである。 ~ストーリー~ 主人公達のスタート地点となるのはとある小さな島。 この島の中心にも世界樹はあるが、その大きさは他の世界樹とは比べ物にならないほど小さい。 マナによる恩恵は少ないが、おかげでこの世界樹を狙う輩は今までいなかった。 この島は人口こそは少ないものの、人間を含む数々の種族が共存している。 彼らは争うことも忘れるほどその平和に酔いしれている。 そんな彼らは『大戦争』が今世界中で勃発しているという事実を知らない。 いつその火の粉が降りかかかも分からないのに・・・
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前ページ次ページ攻撃力0の使い魔 どこか別の次元・別の宇宙の「彼女」と同じく、もはや手足の指では数えられないほどの失敗の後 彼女……ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの行った 使い魔召喚の魔法『サモン・サーヴァント』は成功した。 「……亜人?」 ルイズの召喚に応じて現れたのは亜人だった。 この世界の人間の知識では「亜人」としか呼びようが無い。 200サントを超える背丈の、紫色の肌をした女性の亜人。 背中にはドラゴンのような翼が2枚 生えている。 ……女性? いや、違った。 たしかに、亜人の右半身は女性のように見える。 胸には乳房があり、骨盤は大きく丸みを帯びている。 だが それに対して、左半身は男性のように見えた。 胸には脂肪が無く 大胸筋が盛り上がっており、右足の太腿にも逞しい筋肉がついている。 この亜人は、身体の右半分と左半分で まったく違う体型……というか性別をしている。 また、左右非対称なのは 体型だけではなかった。 まず目につくのは、髪。 肩のあたりまで伸びたボサボサの髪は、右半分が薄い灰色で 左半分がくすんだ青色をしている。 その次は、目。 亜人の目は、右が橙色で 左が緑色の オッドアイだった。 さらに 額の中心にも、大きなダイヤ型の黄色い目が付いている。虹彩は赤い。 あと腕も 右と左で明らかに違う見た目をしているが、表面のテクスチャーを張り替えたような違いでしかないので、省略する。 もちろん、どちらも人間のそれとは だいたいの形しか一致しない。 唯一 背中の翼だけは、綺麗に左右対称となっていた。 ちなみに、翼のカラーリングは 外側が黒で内側が紫となっている。 あと特筆すべき外見の特徴は、亜人の体で 衣服のように変色している部分があることくらいか。 人間なら下着をつけているであろう部位は、翼の外側と同じような黒い色をしている。 それが皮膚なのか衣服なのかはわからないが、とにかく人間が下着で隠そうとするような部分が 黒に覆われているのだ。 一般的な男性が 女性と違ってブラをつけないように、亜人の左の胸は顔と同じ紫色をしているのに対し 右の胸は黒色をしている。 もっとも、なぜか腿については逆に、右が黒で 左が紫となっていた。 また、衣服のように見えるわけではないが、亜人の両肩・両肘・左右の腰骨には 翼と同じ色と質感をした ヒレのようなツノのような突起物が生えている。 何の機能があるのかはわからない。 妙にダラダラと亜人の外見を描写することになってしまったが、その亜人の外見は それくらい まさに「異形」と呼ぶにふさわしいものだったのだ。 そんな異形の姿を ようやく脳内で処理し終えたのか、その場に居合わせた者たちは 口々に銘々の感想を述べ始めた…… 「何あれ……」 「と…とりあえず『亜人』としか……」 「禍々しくも ふつくしい……」 人でないのに人の形をしている存在への、生理的な恐怖。 必死で勉強したハズの座学の知識の中にも存在しない 正体不明の亜人に対する恐怖。 そして……そんな世にも珍しい存在を使い魔として召喚したことへの感動。 加えて魔法成功率がゼロでなくなった感動。 ルイズの中で、感動が恐怖に打ち勝った。 使い魔の契約『コントラクト・サーヴァント』を行うため、深呼吸をして、自分が呼びだした亜人に歩み寄る。 それまで静かに周囲を観察していた亜人の3つの目が、すべてルイズに向けられる。 「…………」 目の前の少女が自分に用がある と気づいたのか、亜人は姿勢を低くして目線をルイズに合わせると その緑色の唇を開いた。 「……キミは?」 トーンの押さえられた、女性の声だった。 「……!」 やはり、人語を解するらしい。 人間と同等か それより上の知能を持った亜人である可能性も十分にある。 だが、自分が使い魔とするため呼びだした以上、主人が威厳を失うわけにもいかない。 ちょうど相手の顔の高さも自分にとって都合の良い位置にきていることだし……と、ルイズは そのまま『コントラクト・サーヴァント』を実行に移すことにした。 「我が名は、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 5つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔と成せ……!」 杖を亜人の額に……当てようにも、そこには亜人の第3の目がある。 さすがに、正体不明かつ初対面の相手を目潰しで怒らせるわけにもいかないので、ルイズは亜人の眉間に杖を当て、緑色の唇に口づけをした。 「ッ!? おまえ、何を……!」 いきなり唇を奪われて驚いたのか それとも使い魔のルーンが刻まれる痛みに驚いたのかは わからないが、 先程までの冷静さとは うって変わって、亜人は明らかに感情を表に出した。 そんな亜人の 額にある第3の目が発光している。 いや、目が光っていたのではなく、使い魔の証であるルーン文字が刻まれている最中なのだ。 「あ、それは使い魔のルーンが刻まれてるだ…けッ!?」 突如、額に走った鋭い痛みにルイズは悶絶する。 突然の謎の痛みに ふらつき倒れそうになるルイズを、服の首ねっこを掴んで 亜人が支えた。 「ふふふっ……大丈夫かい? それが…今 僕が感じた痛みなんだ」 「……っ!」 召喚者の威厳を保つため、できるだけ迅速に立ち直る。痛み自体は とっくに消えていた。 「…………」 ルイズの召喚した亜人が、3つの目で彼女を見下ろしている。 「……!」 ルイズと 教師のコルベールが、あることに気づく。 亜人の額にルーンが刻まれている。 いや……額…というか……額にある第3の目の中に。 (う…わ……) 眼球にルーンが刻まれる…… 想像するだけで嫌な汗が滲む。いったい どれほどの激痛なのだろう…… (……え? 激痛?) 激痛といえば、先程 突然ルイズを襲った痛みも、分類としては かなりの激痛だった。 沁みるような刺すような鋭い痛み。 目に塩水が入ったときの痛みの強化版のような激痛…… しかも、その痛みが ちょうど額に…… (まさか……) 契約を結んだ その瞬間から、使い魔と感覚を共有した、ということだろうか。 ……視覚でも聴覚でもなく、よりによって 痛覚を。 亜人が、そんな懸念を抱くルイズのほうを向いた。 「……ねぇ、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール」 「っ! な、何……!?」 1回しか言っていないのに、いきなりフルネームで呼ばれた。 記憶力に優れているのか、それとも長い名前に慣れているのか。 「ボクを この次元へ呼んだのはキミなんだろう? キミは、さっき『使い魔』って言ってたけど……説明してもらおうか」 「……! そ、その前に……! あんたも自己紹介しなさい……! ご主人様が使い魔のことを知るのは当然でしょ……!」 「ほう……本気でボクを使い魔にできると思っているのかい」 いきなりの ご主人様を馬鹿にしているような発言。 「う……そ、そうよ! もうコントラクト・サーヴァントは完了してるんだから!」 「……ふふっ、まあいい。僕は……ユベル。闇属性・悪魔族の精霊だ。 もしキミが 長い名前が好きなら『ユベル-Das Abscheulich Ritter』とか 『ユベル-Das Extremer Traurig Drachen』でもいいけどね」 「ゆべるだす……って、え!? アクマぁ!?」 闇属性、悪魔族、精霊。精霊はともかく、闇属性? 悪魔? 「……もしかして…エルフと何か関係が……?」 「闇」「悪魔」といった単語から ごく自然に連想されて 思わず口に出してしまう。 だが…… 「あぁ……キミたちと同じ 魔法使い族のエルフのことかい? 残念だが、ボクには あまり関係が無いねぇ」 「魔法使い…族?」 たしかに、人間のメイジもエルフも 魔法を使いはする。 だが その魔法力には大きな差があり、魔法の使い手として人間とエルフを同列に扱うのは無理がある。 にもかかわらず、このユベルと名乗った亜人は、ハルケギニア最高の先住魔法の使い手であるエルフと そんなエルフを恐れる人間を、 あたかも同程度の種族であるかのように言う。 この亜人が属する「悪魔族」という種族にとって、人間もエルフも大差無いということだろうか……? それとも単に人間とエルフの区別をする習慣が無いだけなのか。 「まさか…本当に悪魔……!?」 人間どころかエルフすら軽視できるほどの存在。 そして、闇・悪魔……闇を担う悪魔…の精霊……? 「悪魔…族って……?」 「そんな種族の亜人もいるのか……」 「闇属性って? 系統?」 「ゼロのルイズが、化け物を……?」 「ってか あれ、男? 女?」 「なにげに胸が大きい」 得体の知れない亜人が出現した ほとぼりはとっくにさめている。 だが、亜人の口にした「闇」「悪魔」という単語は、新たな話題のタネとなっているようだ。 もちろん、そんな存在を「ゼロ」のルイズがいきなり召喚したことも。 「そういえば、さっきから気になっていたんだけど……『ゼロ』というのはキミの あだ名かい?」 「……! そ、それは…っ!」 軽い調子でユベルが問いかける。 もちろん、彼…彼女…彼……とにかく、ユベルはその由来を知らない。 だが ルイズは、不名誉なあだ名のことを話題に出されて言葉に詰まる。 「ふふふっ、そうか……これがキミの『心の闇』なんだね」 心の奥底まで見透かすようなユベルの視線が、ルイズの体を貫く。 「え……?」 「いいよ。今日からボクたちは友達だ。ボクも ある意味、キミと同じ『ゼロ』だからねぇ」 「あんたも…ゼロ……?」 「あぁ。ボクは元々、攻撃力も守備力も0なんだ。もっとも……ボクには そんなもの 必要無いけどね」 「こ、攻撃力と守備力ゼロって……え!? じゃあ戦う力が無いってこと!?」 見るからに化け物チックな この使い魔は、その外見に反して 自分に戦う力が無いと告白した。 せっかく世にも珍しい使い魔の召喚に成功して、ゼロの汚名を晴らせるかと思ったのに…… この使い魔自身も戦う力が「ゼロ」であると言う。 ゼロの魔法使い が 戦闘力ゼロの使い魔 を召喚してしまった。 (べ…別に戦闘能力だけが すべてじゃないわよ……きっと何か それ以上にすごいことができるハズ……!) そう思い直すルイズに、ユベルが声をかける。 「勘違いしてないかい……?」 「え?」 「たしかにボクは攻撃力も守備力も持っていない。けど、戦う力が無いなんて言ってないだろう? 実際、ボクは今まで ほとんど負けたことが無いからねぇ」 虚勢を張っている様子は無い。 むしろ、ゼロだからこそ負けない、とでも言わんばかりに毅然としている。 「……ふふふっ、いずれわかる」 それまで ただ じっと使い魔を観察していたコルベールは、攻撃力0のくだりを聞いて ひとり納得していた。 この亜人は、たしかに「闇」としか言いようの無い性質の魔力を持っている。いや、ある意味「魔力そのもの」と言ってもいい。 それも「神」というものと同等のレベルの存在であることは間違い無い。 だが、この亜人には いっさいの攻撃性を感じられなかった。 そこに「攻撃力0」という自己申告。 とりあえず、この正体不明の亜人に 誰かに危害を加える力は無いらしい。 そのことがわかると、コルベールは生徒たちを教室へ向かうように促す。 そして…… 『フライ』の魔法で校舎に飛んで行った生徒たちはともかく、 ミス・ヴァリエールと その使い魔まで いつのまにか姿を消していることに気づいたコルベールは、 ルイズの使い魔の額に刻まれたルーンが珍しいものだったことを思い出す。 「……あ、スケッチ……」 その頃、トリステイン魔法学院内のどこかの廊下を、やや筋肉質になった桃色の髪の小柄な少女が 双眸を金色に輝かせながら歩いていた。 (十代……どこにいるんだ……十代……) 前ページ次ページ攻撃力0の使い魔
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ケモナーウォーズ 亜人とかケモノとかばかりのカードゲーム作りたいから皆で知恵出し合おうぜ! ゴルァ ゴルァ ζ ゴルァ(゚Д゚)ゲーム作るよゴルァ.( ) ゴルァ ゴルァ. ( .) ゴルァ `´ マスコット:マンドラゴルァ スレの神様。スレ内で議論が白熱し荒れた時に降臨し 住民を落ち着かせスレを静寂へと導く姿はまさに救世主、ゆるキャラ界のカリスマ、植物界の貴公子 この企画が過去に何度も崩壊しかけた際にスレに降臨しては救った伝説を持つ この企画が無事に進行しているのは全てマンドラゴルァ様の導き、加護によるもの 現行スレ 人型クリーチャーばかりのカードゲーム作るぞ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1256119705/ テンプレ wiki http //www21.atwiki.jp/vipcard2/pages/1.html 避難所 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1254759386/ 本スレは設定と絵 避難所はルールとプログラム・UI・音楽を制作中!! 今北産業の人はwikiの世界観とシステムを眺めれば大体わかるよ!! スタッフ(ゲームシステム班3~5人募集・絵師リーダー1人募集) リーダー ∞ループ ◆.Sg0lf2QLk 副リーダー ◆1w/hmuze8Y ◆eAvipperlk ゲームシステム兼GEPリーダー 500 ◆M9N9ZSEmLE ゲームシステム班スタッフ 竜田揚げ ◆GAJ77XyEeE wiki 書 ◆fw94vk7BzE プログラム ◆iaOrqx7Yvc 絵師リーダー ◆QcepjJZIKQ システムまとめ役 紙の人 ◆8AsPwx7Ql. 枠の人 ◆SP1RWrm9V 過去スレ 亜人とかケモノとかばかりのカードゲーム作ろうぜ http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1254612144/ 亜人とかケモノばかりのカードゲーム作るぞ http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1254670899/ 亜人とかケモノばかりのカードゲーム作るぞ http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1254752907/ 亜人とかケモノばかりのカードゲーム作るぞ http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1254832841/ 亜人とかケモノばかりのカードゲーム作るぞ http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1254966815/ 【絵が上手な人募集】亜人とかケモノばかりのカードゲーム作るぞ http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1255183080/ 亜人とか獣人がメインのゲームつくろうぜ! http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1255340132/ 亜人とか獣人ばかりのカードゲーム作るぞ http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1255422156/ 亜人とか獣人ばかりのカードゲーム作るぞ http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1255511354/ 亜人とか獣人ばかりのカードゲーム作ろうず http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1255691514/ 人型クリーチャーばかりのカードゲーム作るぞ http //yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1256296508/ 避難所 亜人とかケモノばかりのカードゲーム作るぞ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1254759386/ 亜人とかケモノばかりのカードゲーム作るぞ http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1254759386/
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プレイヤーキャラクター アマノ 本作の主人公。記憶喪失となって倒れていたところを救われ、バストフの町の教会へと保護される。 剣の扱いは上手で、身体もしっかりしているため、記憶喪失になる前は戦士だったのではないかと示唆されている。 本名はジュード・ハイセン。本作の敵であるジョン・ハイセンおよびジェニー・ハイセンとは実の親子。 サトリア教のテンプルナイトとして亜人狩りを行っていた。 エリカ・セクストン 本作のヒロインの一人で、イメージカラーは赤。バストフ地方を治めるセクストン家の次女。 姉のハルカが貴族らしく大人びている性格であるがためか、妹である彼女はお転婆で破天荒な性格である。 街から飛び出し、モンスターに襲われているところをアマノに助けられ、性格上、素直になれないながらも、 その実力は認めたようで、父であるアランにアマノを紹介した。 アマノに反応して現れた神銃:シリウスを手にしてしまったことで、右手がシリウスと一体化してしまう。 ナナ・コミネ 本作のヒロインの一人で、イメージカラーは青。バストフの町にあるサトリア教会の助祭(シスター)。 記憶喪失になったアマノに最初に出会う人物で、アマノの面倒をよく見ていた。 バストフの町の司祭デューク・コミネの義娘。孤児であるため、デュークが親ではない。 エリカの幼なじみで、彼女がときどき屋敷を抜け出すときにはよく遊び相手になっていた。 エリカに巻き込まれる形で冒険に出るが、サトリア教の実態に触れ、徐々に何かが芽生えていく。 レイレス・ランバート 本作のヒロインの一人で、イメージカラーは緑。バストフから南にある、アトアース島のギナ山に住んでいたドラゴンの亜人。 「会えば望みを叶えてくれる」ドラゴンの噂を頼りに、山頂までやってきた主人公たちと対話するが、 当初の彼女の反応は冷たいものだった。が、情報を集め再び現れた主人公たちに説得され、行動をともにすることに。 十年前、亜人狩りが行われた際に父と母を殺され、兄を連れ去られている。そのために、相当なヒト嫌い。 兄を助け出すことが目標である。 主要人物の家族 ハイセン家 ジョン・ハイセン ジェニー・ハイセン ジィリィ・ハイセン 故人。ハイセン家の第二子であり、アマノの弟。 亜人に殺された。 ジャニス・ハイセン ハイセン家の第三子であり、アマノの妹。 セクストン家 アラン・セクストン バストフ地方を治めるセクストン家の領主で、エリカの父。 カスミ・セクストン アランの妻で、エリカの母。 ハルカ・セクストン セクストン家の第一子であり、エリカの姉。 コミネ家 デューク・コミネ 独身だが、孤児として引き取ったナナを娘のように大切にしている。 ランバート家 レイレスの父 レイレスの母 亜人狩りの際に殺される。 レイザード・ランバート レイレスの兄。亜人狩りの際に捕らえられ、研究所で幽閉されている。 ペロス王立研究所 ジョン・ハイセン 研究所の責任者で、天才的な科学者・生物学者。 法具の研究を進め、それを模した魔具を作り出したことで人々の生活を大きく変えた。 サトリア教の協力を得て以来は亜人の研究を進めている様子。 主人公アマノの父。 ジェニー・ハイセン 研究所の元研究者かつ、ジョンの妻。アマノの母。 ジョンと結婚したことで研究所を辞めたが、 セクストン家のメイドとなり、バストフ地方の法具を調査し、監視していた。 ロイ・バークレー ジェニーの部下で、ジェニーに心酔している。 血の気が多く、少々頭が悪い。 ジェニーと肉体関係があるらしい。 サトリア教 エドワード・ハウエル ペロス国内で活動する中央司教団の長、中央大司教であり、サトリア教の実質的な№1。 サトリア教の原理主義者で、ヒトが一番であるという強い意思を持つため、亜人狩りを積極的に行っている。 ダンカン・アリスン ペロス国内で活動するテンプルナイツの長。エドワードとほぼ互角な権力を持つ。 実質的な亜人狩りを指揮しているのはこの男である。 ダスティン・クレイ サトリア教のトップ5の一人で、東方大司教。 穏健な東の国を束ねる 飄々とした優男で、亜人との共生を主張している。 ワイアット・バークワース サトリア教のトップ5の一人で、西方大司教。 荒々しい西の国を束ねる 武闘派な男で、亜人とは敵対すべきだと主張している。 フィグネリア・ガタンニコフ サトリア教のトップ5の一人で、北方大司教。紅一点。 謎多き北の国を束ねる ミステリアスな女性。亜人との共生を主張。 フレデリック・スチュワード 中央司教団の一人で、かつてレイレス達 ドラゴン亜人の研究を行っていた人物。 レイレス達が亜人狩りの被害を受けたことに、間接的に関わってしまったことを後悔し、 亜人狩りを止めさせるためサトリア教に潜入していた。 アイヴィー・アシュリー テンプルナイツ戦闘員の一人で、亜人に家族を殺された過去を持つ孤児。 マナ・ハウエル シェリル・ハウエル エドワードの娘。異母姉妹。 その他 キャプテン・ハーディ 「ハーディ海賊団」の船長。 ショウ・ハーディ キャプテン・ハーディの一人娘。ボーイッシュだが、性格は女の子っぽいところがある。 アスカ・ヤードリー さすらいの商人。関西弁で話すセクシーな巨乳美少女で、いいにおいがするらしい。 ミホ・スズカワ レイザードと共に囚われていた犬の亜人で、見た目は10歳程度だが実年齢は20歳。
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差別 6KB 虐待 制裁 自業自得 差別・格差 ゲス 希少種 自然界 独自設定 ちょっとしたお話 (書いた小説) =シリーズ= 黒いオオカミ~chapter1~ 黒いオオカミ~chapter2~ 黒いオオカミ~chapter3~ キメラゆっくり =一話限りシリーズ= ゆっくりが知ってはいけない、鬼ごっこ インフェルノ・ペスト 暴飲暴食の豚王 自然の恵み スポーツでゆっくりを虐待!!in魔界 ゆっくり実験するよ!! 希少種ゆっくりを愛でる会 いつでも、傍に居る 魔人遊戯 =短編集シリーズ= 短編集 合体「ゆっくり×悪魔」 短編集 選ぶとしたら・・・・ 短編集 ゆっくり童話 △注意事項△ ・舞台は現代でも幻想郷でも無い場所 ・とにかく、ゆっくりを虐めます。 ・相変わらずの希少種優遇。 ・あるパロディものです。 ・途中で読んでから気分を害したという責任は取れません。 ・以上の注意点を読んで納得できない方はお戻りください。 =始めに= 初めまして、ゆ虐レストランのマッドと申します。 今回のお題は「差別」です。 まぁ、説明は不要ですね。 =差別= 「や゛べでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 【おらおら、どうしたんだ?これぐらいで根をあげるなよ?】 ボロボロに痛めつけたれいむのもみあげを掴んでいるのは人間のようだが、鋭い爪と牙に髪が逆立っている亜人だった。 この亜人は気分良く散歩していたのに、れいむとまりさ、この番の子供たちがあまあまをよこせだとイライラMAXの台詞を言い虐待されたのだ。 まず、まりさは思いっきり蹴り飛ばして空中粉砕した。 子ゆっくりたちは鋭い爪で面白いようにスパスパと切り裂いた。 れいむは逃げようとしたが、所詮ゆっくりの早さなんか歩いても追いつける程度で簡単に捕まえて、死なない程度に痛めつけた。 「どぼじで、ごんな゛ごどずるの゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!?」 【それはなぁ、身の程知らずな馬鹿ゆっくりの家族を返り討ちにしてんだよ。】 亜人はキシシシッと笑う。 そして、力いっぱい引っ張って両方のもみあげを引き千切る。 「ゆ゛ぎゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!!でい゛ぶの゛びごびごがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 涙としーしーを噴出しこの世の終わりの顔をするれいむ。 亜人は大きな石を持って、思いきって・・・ 【死ね、バァーカ♪】 れいむ目掛けて投げた。 ブチュという音がし石をどけると中身がぶちまけられた、れいむの死骸であった。 【さぁーて、散歩はやめてゆっくり殺しをしようかな?目指せ、1000匹殺し!!】 ズカズカとまた歩くのだった。 ここは現代でもなく幻想郷でもない異界。この異界にもゆっくりが突如として現れたのだ。 最初は妖精の類かと思っていたが・・・性格は最悪と見た。 駆除されたり、苛め殺されたり、加工所で商品にされたりと ゆっくり=生きてるただの饅頭という烙印が押されたのだ。 この亜人は異界版の虐待お兄さんなのだがまだ・・・見習い。 まぁ、先程の様に手ぬるい虐待した後、直ぐにゆっくりを殺すから見習いと呼ばれるが、 本人はゆっくりを苛め殺せばストレス発散にもなるからそんなのはどうでもいい。 【そうだな・・・次はちぇんを殺すかな?尻尾を千切って・・・】 苛めた後、どんな方法で殺そうかと考えていた時、緑色の髪の生首を発見した。 【んー・・・?ゆっくりしていってね!!】 この言葉を言うとどんなゆっくりでも、反射的に言うのだった。 「はい、ゆっくりしていってくださいね」 そう亜人が見つけたゆっくりはさなえと呼ばれる希少種ゆっくりであった。 人気がとても高い。 カレーを食べると中身がカレーになる胴付きになる種でもある。 更に異界で史上初の映画の俳優ならず俳ゆっくりにもなったほどでもある。 だが、このさなえは運が悪く亜人に見つかったのだから・・・ 【んー・・?オマエ、さなえというゆっくりだろう?】 「はい、そうです。ゆっくりしていってくださいね!!」 【おうっ、お前を苛めてからな!!】 まず軽く、デコピン攻撃する。 ペチッという音がしさなえは転がったのだ。 「いたいです・・・どうしてこんなことを?」 【そうだな・・・俺は虐殺好きな怖ーい亜人だからな!!ジワジワと嬲り殺してやるぜ!!】 歯がギラギラとしジリジリと近づく亜人。さなえは少し震えながら後ずさりをする 「やめちぇくだちゃい!!!!」 「!!」 【あんっ?】 亜人の前に小さいさなえが現れた。どうやら親子の様だ 「おかぁしゃまをいじめにゃいでくだちゃい!!」 「おちびちゃん!!おかあさんはいいから、ひとりでにげて!!」 【けけっ、親子かぁ?】 亜人の手が伸びて小さいさなえを掴む。 「や、やめてください!!」 しかし、亜人は母親のさなえを無視する 【なぁ・・・お前はこれから死ぬんだぜ?怖くは無いのか?】 子さなえは震えて泣きそうだが、堪えてキッと睨んで亜人を見る 「こわいでしゅけど・・・おかあしゃんをいじめないでくだしゃい!!!!」 【キキキキッ・・・そうかい。】 ソッと子さなえを降ろす。 【フンッ・・・その小さい奴の勇気に免じて止めてやるよ。】 そう言い残して、亜人はその場を立ち去ろうとしたら・・・ 「ゆっへへへへ!!ここはまりさのプレイスにするんだぜ!!さなえはどっこにきえるんだぜ!!」 「ちょーだ、ちょーだ!!」 現れたのはだぜ口調のまりさとその子まりさのようだ。 【よっしゃーーーー!!!】 亜人はだぜまりさの元へ走る (お知らせ ここでスローモーション入りまーす。) 亜人は左右の足を振って地面を蹴ります。 まりさは子まりさはゆっくりと文句を言ってます さなえと子さなえはビクビクと怯えています。 亜人は右足を大きく振りかぶってます。 まりさは亜人に気付いておらず、まだ言ってます(笑) さなえは亜人が何をしようかと気づいてます。 亜人の右足がまりさの頬にゆっくりとめり込んでます。 まりさのほほがめり込んで変顔になってます。 そして、まりさは突然の浮遊感と痛みを感じます。 (ここまでスローモーショーン終了) 「おそらをとん・・・ぶぎょ゛!!!!!!」 木に激突してズルズルと落ちてくる。そして、木が折れて反対方向に倒れた 【ヒーハー!!ゴールしたぜー!!】 「おちょうしゃんににゃんてことをしゅるのぉぉぉぉぉ!!!?」 【あん?ゴミチビか?】 ヒョイと子まりさを掴む そして、木に激突したまりさを少し蹴って起こす。 「ゆゆ・・・なにをするんだぜ!?」 【おーい、ゴミクズ。テメェの子供をバラバラにするぞー?】 「おちょーしゃん、たしゅけちぇー!!」 「まりさはどうなってもいいから、おちびちゃんをたすけてほしいのぜ!!!!」 【なーにぃ?きこえんなぁ?頭を擦りつけて自分を惨めに言えよ】 まりさはそんな事だけは絶対嫌だったが、大事な子供を返すためだと堪えたのだ。 「ま、きりさは・・・グズでさいってーなゆっくりで、ごめんなさい!!」 【よーし、良い子だ。】 これで返してもらえると思ったがグチャという音が響いた。 亜人は子まりさを握りつぶしたのだった。 「お゛、お゛ちびじゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!!!どぼじで!!?がえ゛じでぐれ゛る゛んじゃ゛な゛がっ゛だの゛!!!!?」 【オレの誓いNo5。"ゲスゆっくりの約束は破る"というのだからさ。】 「ふ、ふざげる゛な゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」 まりさは有らん限りの雄叫びをあげて亜人に体当たりをしようとするが、亜人は木の棒を持ってまりさを串刺しにする。 「ゆ゛っ・・・・・・」 【まりさ串、できましたー。食べないけどな!!】 そう言いながらポイ捨てする。 「あ、亜人さん、たすけてくださってありがとうございます!!」 「ありがちょうごじゃいましゅ!!」 さなえ親子は感謝の礼を述べました。 【いーってことよ。ついでに、俺と一緒に暮さないか?】 「えっ?いいのですか・・・」 【かまわねぇよ。二匹増えようが、俺はぜーんぜん、問題ないしな。オレの誓いNo6."良心なゆっくりは保護する"だ】 「これからもよろしくおねがいします。おにいさん!」 さなえ親子を拾って亜人は自分の家に帰るのだった。 -END- =あとがきだより= さて、いかがだったでしょうか? 希少種と通常種の差別を書いてみました。 尚、作者はゲスや野生のゆっくりの約束は破る方です(笑)
https://w.atwiki.jp/dragon_srpg/pages/2.html
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